スムーズな受注・製造のために、ご入稿前に必ずご確認をお願いします。
【1】~【6】において不備を発見しましたら、お電話またはメールにてお問合せをいたします。
長期にわたりご連絡が取れない場合、同意なしで印刷へ進めたり、割増料金が発生することもございます。
納品までは弊社からの連絡にご注意ください。
※お問合せを減らすため、ご発注時にお問合せ不要な情報は「その他備考・ご要望欄」にご記入ください。
記入例:「〇ページの塗り足し不足は了承済につき連絡不要」
【1】ご入稿前の確認
□ ファイル名はすべて半角英数(本文はノンブルと同じ数字)で作成した
□ 原稿データを表紙・本文それぞれ1つのフォルダにまとめ、圧縮した
□ 緑陽MyPageに発注内容・データ作成仕様情報を漏れなく記入した
(緑陽MyPage以外からの場合、発注書・仕様書を原稿に同梱した)
□ 緑陽MyPageの「この内容で入稿(発注)する」ボタンは原稿アップロード完了後に押す予定だ
【2】原稿の作成方法(レイアウト)
□ ノンブル・隠しノンブルは6pt以上の大きさで全て断ち切り線の内側に入っている
※正しい位置に入っていない場合は有料で弊社で付けます
□ 発注フォーム記入どおりのページ数で、ページの抜け、ダブりがないことを確認した
※緑陽MyPage上の申請ページ数と実際の原稿ページ数が異なる場合、実際の原稿ページ数を優先します
□ 吹き出しのセリフ抜けがないことを確認した
□ 断ち切りの塗り足しを3mm作成した
※3mm以上の場合は、文字切れなどが発生しない限り、中央で必要なサイズを切り出し印刷いたします。
※3mm以下の場合は、周囲に余白が出る可能性をご了承ください。
□ 切れたり欠けたりしてほしくないセリフなどの文字は、断ち切りから2mm以上内側に入れた
【3】原稿の作成方法(濃度・モアレ)
□ 黒くしたい部分の黒ベタ・文字は「K(黒)100%」で作られている
※原稿のまま進めますが、85%以上のグレーの場合、意図したような濃度差が再現されず、全て黒ベタにみえる可能性があります
□ 5%以下のグレー等、薄すぎる線・塗りはない (原稿のまま進めますが、印刷に出ない可能性があります)
□ アンチエイリアスのかかった網点トーンや、100%の黒ではないトーン、グレー塗りに重ねたトーンなど、モアレになりやすいスクリーントーンを使用していない。
※使用していた場合、モアレの可能性をご了承いただきます
【4】psd(photoshop、CLIP STUDIO等)データチェック項目
□ 画像サイズを原寸で正しく作成した(B5:188×263mm / A5:154×216mm)
□ トンボが残っていないか確認した
※トンボ付きの弊社or他社テンプレートご利用の場合は、トンボが付いた状態で結構です
□ 解像度はマニュアルの通り作成した(カラー:350dpi、グレースケール・モノクロ二階調:600または1200ppi)
□ 文字は全てラスタライズした
□ レイヤーは統合している(多色表紙などの場合は、不要なレイヤーを削除した)
□ 不要なアルファチャンネルを削除した(Photoshopのみ)
>>各種原稿テンプレートはこちら
【5】Illustratorデータチェック項目
□ 作成サイズを原寸で正しく作成した
□ リンク画像は埋め込まず正しくリンクし、フォルダ内に同梱した
□ 文字はすべてアウトライン化した
□ トンボの外に不要なオブジェクトはない
【6】PDFデータチェック項目
□ 作成サイズを原寸で正しく作成した
□ フォントはすべて埋め込みした
※周囲が白の場合は塗り足し不要です。
□ 塗り足しは足りている
□文字原稿はノド側(綴じ側)が詰まり過ぎていないか確認した
ノンブル・隠しノンブル
ページ番号のこと。
乱丁・落丁を防ぐため、本文や口絵は全ページノンブル必須です。
デザイン上、ノンブルを見せたくないページは隠しノンブル(断ち切り線のぎりぎり内側に入れるノンブル)を入れてください。
原稿作成の基本
断ち切り(仕上がり線)
印刷物の仕上がり位置。
ただし、断ち切りぴったりでの断裁は難しいため、断ち切り線の内側5mm付近には、切らせたくない大事な文字・絵柄を配置しないようにします。
原稿作成の基本
アンチエイリアス
ピクセル単位のギザギザ(ジャギー)を目立たなくするため、境界線をぼかして滑らかに見せる処理のこと。
本文のトーンにアンチエイリアスをかけると、トーンの周囲がグレーのグラデーションになります。
印刷時にはこのグレー部分を網点で再現するため、トーンと印刷の網点が干渉しあい、モアレの原因になります。
モアレを回避する原稿づくり
モアレ
規則正しく並んだ点と、別の角度で並んだ点を合わせると、重なる部分が周期的に表れます。この周期性がムラとして見えるものをモアレと呼びます。
トーンとトーン、また、トーンとそれを再現するために印刷が生成する網点によってモアレが生じます。
以下のような原稿でモアレが発生します。
- 1.トーンの重ね貼り
- 2.トーンの周囲にアンチエイリアスがかかっている
- 3.トーンがスミ100%ではなくグレーでできている
- 4.グレー塗りとトーンが重なっている
- 5.トーンが正円ではなく変形している
※2,3,4は「FM印刷」を行う事によってある程モアレを度防ぐことができます。
モアレを回避する原稿づくり
トンボ
印刷・製本時に位置の目安となるマーク。
印刷時の位置合わせに必要な天地左右のセンタートンボ、断裁位置を決める四方の角のコーナートンボがあります。
Illustratorで原稿を作る場合にはトンボをつけてください。
原稿作成の基本
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