同人誌の高精細印刷・短納期印刷なら緑陽社にお任せ!

MediBangPro(メディバンプロ)はiPad専用のイラスト制作アプリです。iPadとApplePencilの直感的な操作が特徴です。
価格が¥1,800の買い切りですので、イラストや漫画を描くのに初心者の方が初めて使うお絵描きツールとしても導入しやすいアプリです。(2024年3月検証)

作業検証はiPad Pro MediBangPro(Ver.10.0.21)を使用。

※注意:詳しいソフトの操作方法に関するお問合せはメディバン様へご確認ください。
弊社ではお答えできかねる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

MediBangPro(メディバンプロ)公式:http://medibangpaint.com/

MediBangProでのエクスポート(保存)設定 | 「画像の新規作成」の設定方法 | データのエクスポート(保存)方法

MediBangProでのエクスポート(保存)設定

カラー表紙・カラー本文 色刷り・多色表紙・モノクロ本文
形式 PSDのみ
原稿サイズ 実寸サイズ+塗り足し(天地左右に各3mmずつ) >>原稿サイズについて
カラーモード RGB・CMYK グレースケール・モノクロ2階調
画像解像度 350dpi 350・600dpi
備考 ※表紙原稿は、塗り足し3mmと背幅を入れたサイズで原稿を新規作成してください。
※レイヤーを1枚に統合し、不透明度が100%になっているか確認の上ご入稿ください。
※本文ファイル名は、必ずノンブル(ページ番号)と同じ番号にそろえてください。
※データの受付・確認は、基本的にはAdobe Photoshopで行います。

 

「画像の新規作成」の設定方法

TOP画面の右上にある「+」のアイコンをタップします。
MediBangProの新規作成画面には冊子用のサイズ設定がない為、「カスタムサイズ」の項目でサイズを入力する必要があります。

画面にある「カスタムサイズ」をタップしましょう。

※MediBangPro以外のアプリケーションで作成した原稿や画像ファイルを開く場合は、画面の一番下にある「別のファイル」をタップします。

次に、原稿の画像サイズを設定します。

同人誌の原稿を作る場合は、単位を「cm」に変更します。
作成予定の本の仕上がりサイズに、上下左右に塗り足し3mm分を足した数値を入力します。画像はA5サイズに塗り足しを足した数値です。

本のサイズについては別ページの「原稿作成の基本」にて詳しく書いておりますので、ぜひご参照ください。

次に「DPI」を設定します。※DPIは画像の解像度のことです。

<推奨DPI>
フルカラー原稿:「350」
グレースケール・モノクロ2階調の原稿:「600」


※注意:解像度(DPI)が600dpiなど大きな数値の場合は動作が重くなることがあります。もし描画するのが難しい場合は、350dpiなど解像度を落とすことで作成が可能になります。
解像度を下げる場合は、仕上がりの質感に、どうしてもザラつきが発生し印刷で目立つ恐れがあります。推奨解像度で作成したときと比べて、印刷の仕上がりが粗く感じられますので、あらかじめご了承ください。

アプリケーションを起動時には「350」と最初から入力されています。

「背景色」は、はじめに白色に設定されています。
「背景色」欄に白い丸が表示されていることを確認してください。

 

データのエクスポート(保存)方法

原稿をご入稿する際は、レイヤーの統合をお願いします。

※注意:レイヤーを統合し、そのまま保存をすると統合前の作業データから作業することができなくなってしまいます。原稿が完成したらバックアップ用に、別名のファイルを保存していただくことをお勧めいたします。

【レイヤーの統合方法】
操作画面の右上にあるレイヤーのアイコンをタップします。

レイヤーのサムネイルをタップすると、サムネイルが出ます。任意のレイヤーをタップしてサムネイルを表示し、「全レイヤー統合」を選択します。

これでレイヤーが1枚に統合されます。

※注意:レイヤーが非表示レイヤーになっている場合は、非表示のレイヤーは統合されません。入稿用データでは非表示の不要なレイヤーは削除の上でご入稿をお願いいたします。

レイヤーのウインドウに「背景色」の表示がありますが、そのままで問題ありません。別のソフトで開いた場合にデータは、1つのレイヤーに統合されています。

【エクスポート(保存)方法】
レイヤーを統合後に、操作画面の左上にある「歯車」のアイコンをタップしてください。
オプションのウインドウが開きます。
エクスポートの項目を選択して、保存する拡張子をタップします。

■フルカラー原稿をエクスポート(保存)する設定方法

「PSD」または「印刷用PSD(CMYK)」を選択してください。

PSDを選択した場合
カラーモード:「RGB」
カラープロファイル:「sRGB」

印刷用PSD(CMYK)を選択した場合
カラーモード:「CMYK」
カラープロファイル:「JapanColor2011Coated」
※エクスポート時に「カラープロファイルをダウンロードしますか?」と選択項目が出る場合は、「はい」をお選びください。

■グレースケール・モノクロ2階調の原稿をエクスポート(保存)する設定方法

「印刷用PSD(グレースケール)」または「印刷用PSD(モノクロ2階調)」を選択してください。
※注意:グレーの描画を使用する場合は「印刷用PSD(グレースケール)」を選択してください。グレーの描画がある原稿で、モノクロ2階調をえらぶとグレー部分の濃淡が無くなり、白か黒のどちらかの色に変換されてしまうためです。

エクスポートをした後は、原稿データが正しく保存されているか入稿前にかならず仕上がりを確認するようにお願いします。

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