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  • 第11回本フェチ大賞 特別紹介 「Je vous donnerai ce que vous voulez.」 鯖水煮様[3.7牛乳]

特別紹介
「Je vous donnerai ce que vous voulez.」
鯖水煮様[3.7牛乳]

第10回大賞を受賞された、鯖水煮様の新たな作品を特別にご紹介させていただきます
ますます輝き続ける、素晴らしい作品をご堪能ください

作品のテーマに沿った紙&加工のチョイスが秀逸!
特殊紙を使ったフランス表紙がオシャレな豪華大作

使用オプション 特殊紙表紙(タスルーチェGV) / 金追加 / 表2-3印刷 / フランス表紙 / スポットクリアコート / 特殊紙カラー口絵(アラベール-FS) / 扉印刷(ビオトープGA-FS) / 本文色刷

interview

鯖水煮様に、今作品の誕生したきっかけや装丁の考え方、発行までのスケジュールをお伺いします!

まずは、今回のご本を作るきっかけを教えてください。

昨年度ありがたいことに大賞を頂きました本を作っている時点で平行してフワッと膨らませていたものです。

アンソロジーということで私が自分以外の方が描いた作品がみたいという理由が1番ですが、
アンソロジーならではの表現や装丁をやりたいという気持ちでこの本は生まれています。

使用された加工とその加工を選んだ理由があればおしえてください。

紙に関しましては全体のコンセプトとして「高級感がありながらナチュラルに」というものがありましたのでそちらに合うものをチョイスしました。

表紙タスルーチェGV、遊び紙ビオトープGA-FSベリーレッド、口絵アラベールFSスノーホワイト、本文コミックルンバナチュラル70.5kgです。

加工は表紙にマットPP+スポットクリア+フルカラー+1c、フランス製本、表2-3フルカラー印刷、本文色刷り、巻頭巻末口絵、遊び紙前後一色刷と言ったところでしょうか。

こだわりは沢山あるもののキリがないので割愛しますが、例えば本文を色刷にして縁を作って擬似小口を作り、表紙のテーブルセッティングの下のテーブル風に見えるようになどです。

今回のご本はどのようなスケジュールで進められましたか?

アンソロでしたので執筆者様のお声がけから始ました。
3月末の発行で、お声がけが早い方は昨年の6月頭にお声がけをし、
8月に執筆者様との内容のすり合わせや装丁の詳細を8割決め、
9月に緑陽社様にご相談させて頂きました。

その後はご提示していただきました締め切りに合わせ動きました。

今回のご本のような装丁で同人誌を作ってみたい!とお考えの方に向けてメッセージをお願いします。

思いついたことは実現が難しそうなことでも、くだらないことでも、
それが別のアイデアに繋がったりするのでメモしておくといいかなと思います。
詳しい人に相談するのも手かも知れません。
あとはコンセプトの軸だけは常に片隅に置いておくと取捨選択がしやすいかなと思います。

とは言いつつ、自分がどんなものが欲しいか、どんな構成になっていたら驚くか、
嬉しいか基準で考えたものが、結局良かったりするかも知れません笑

最後にひとことお願いします!

前年度に引き続き紹介ページを作って頂き大変嬉しく思います。
選んで頂けると、伝えたかったことが少しでも伝わったんだと少し安心します。
他の方の紹介も楽しみです!どうもありがとうございました!!

Staff Comment

独特な凹凸とパール光沢のある「タスルーチェGV」をフランス表紙に使った作品。
表1から袖まで広々と配置されたテーブルのイラスト、さらに表2-3側にもフルカラーイラストが印刷され、冒頭からの雰囲気づくりが秀逸です。

特殊紙・金インキ・スポットクリアコートそれぞれの質感、光沢感が楽しめる表紙は、飽きることなくずっと見ていたくなります。
一方、扉・口絵・本文はナチュラルな優しい手触りの紙で、読者をリラックスさせてくれます。

『おもてなし』をコンセプトにした作品というだけあって、読み手を楽しませる工夫が随所にちりばめられた作品です。

▼ 第11回 受賞作品 ▼


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