同人誌の高精細印刷・短納期印刷なら緑陽社にお任せ！

あんじ様に、今作品の誕生したきっかけや装丁の考え方、発行までのスケジュールをお伺いします！

今回のご本が生まれたきっかけは何でしょうか？

好きなキャラクターのイラストを描いたと同時にストーリーが浮かんだので、 それを形にしたく物語を膨らませていき形にしました。

使用された紙・加工と、特にこだわりを持った部分があれば教えてください。

装丁のテーマ/人魚・泡・青
どうしてもやってみたかった「高透明フィルムカバー」と、それに映えるような加工をデザイナーさんと相談し考えました。

テーマが「人魚」だったので「泡」をフィルムカバーに印刷をして、表紙でキスをしている二人の口元を隠すような仕様に、タイトルも本体とカバーに分けることによって一部の文字が水面に浮いているような表現にしてみました。
ホログラムＰＰで若干紙の反りがあるのですが、その辺りも想定の範囲内だったので読む分には特に問題なく綺麗な仕上がりになりました。

本文では一番のクライマックスをカラーページにして、ドラマティックな演出になるようにしてみました。

今回のご本はどのようなスケジュールで進められましたか？

去年の8月から取り掛かりプロットに一週間、ネームに約二週間、作画約２か月と見て作業していました。
発行は11月末のイベントに合わせていたのでそこから逆算して緑陽社様に個別見積もりをして〆切を割り出してました。
今回初めての「束見本」もあったのでわからないことは毎回質問させていただきました。

※「束見本」…実際の製本時と同じ仕様・製本機で製作された白紙の「製本サンプル」です。

今回のご本のような装丁で同人誌を作ってみたい！とお考えの方に向けてメッセージをお願いします。

初めての特殊加工かつ束見本が必要な物は念入りに相談してもよいかと思います。
大切な同人誌ですし、緑陽社様もとても丁寧かつ親切に応えてくださります。

最後にひとことお願いします！

今回とても光栄な賞をいただき大変嬉しく思います。
色んな装丁を毎回考えるのがとても楽しいです。
今後も色々と工夫して同人誌を作っていきたいです。