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- 第7回 本フェチ大賞受賞作品発表
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malkaのドール館
malka様 [malkaのドール館]
- malka様
まさかの準大賞を賜る栄誉にあずかり、驚きを隠せずにおります。ありがとうございます。
今回の本は自身のドール生活15年と、同人誌作成10冊目の記念。
憧れの先生方にご尽力いただく幸せに恵まれ、生涯の宝物、夢を最高の形で残したいと緑陽社様にお願いしました。
ドレスやドールの世界に入ったきっかけでもある憧れの先生の本に合わせた上製本の仕様。
ドレス生地の質感を感じられたらと選んだ遊び紙。
ドールの子と楽しむための豆本。
原寸に近い印刷のドールの子が、豆本を持っているように見える仕掛け。
全てにおいて一切の妥協無く、常に先回りし、あらゆる状況にお力添えをいただいた緑陽社様には、深く感謝しております。
- ドールの子と共に在る時間、一瞬の積み重ねを本という形に残して行きたいです。
新しい事としては、特殊加工を活用しドールの子の衣装着せ替えを表現する等、印刷技術とドール写真を組み合わせた本にチャレンジしてみたいです。
- 審査員コメント
- 「記念本」にふさわしい、A4サイズの上製本に、クリアケース・豆本・着せ替えカバーを付けた豪華セット。
作品を拝見して感じたことは、とにかくドールへの深い愛情と、それを形にした情熱!
細部までこだわった装丁や、全ページのクオリティの高さに、心から感動しました。
装丁アイディアとデザインが見事に融合し、作品の世界観を作り上げています。
また、「ドールの写真に実物の豆本を持たせる」というイメージのもと、豆本や4枚の着せ替えカバーを組み合わせる3次元的アイディアも光ります。手に取った方は、その仕掛けにワクワクしたのではないでしょうか。
特に豆本は、読むだけではなく、実際にドールに持たせる・ドール部屋に飾るなど、ドールと一緒に楽しめるアイテムに。ドールを扱った記念本がドールの世界に入り込む…その相互的な関係も魅力に感じました。
内容・装丁の素晴らしさは勿論、印刷物での表現の可能性が感じられる1冊に、私達も脱帽です。
この度は素晴らしい本をお任せいただき、ありがとうございました!